投資型FCは怪しいのか。そう言われやすい理由を現場目線で整理します
投資型FCは怪しい。そう言われやすい理由を現場目線で整理します
「投資型FCは怪しい」
これは、かなりよく聞かれる言葉です。
たしかに、初めて聞く人からすると無理もないと思います。
フランチャイズと聞くと、自分でお店を回すイメージが強いですし、「本当に任せきりでいいのか」「うまい話に聞こえすぎないか」と感じる人も多いです。
でも、実際には
投資型FCが怪しいかどうかは、言葉の印象ではなく、仕組みを見ればかなり判断できます。
その中でも特に大きいのが、
ロイヤリティが売上に対してかかるのか、営業利益に対してかかるのか
という点です。
ここを見ずに判断すると、かなりズレやすいです。
今回は、このポイントを中心に、投資型FCは怪しいのかを整理します。
参考動画はこちらです。
投資型フランチャイズ事業説明
怪しいと言われやすい理由
投資型FCが怪しいと言われやすいのは、理由があります。
まず、普通の人にとって馴染みが薄いです。
株式投資や不動産投資は聞いたことがあっても、投資型FCはまだ知られていないことが多いです。
しかも、
- 自分は現場に立たない
- 集客や採用、運営を本部が担う
- オーナーは仕組みに投資する
こういう話だけを切り取ると、どうしても「本当にそんなことが成立するのか」と思われやすいです。
実際、怪しいかどうかを見分ける前に、
仕組みが理解されないまま警戒される
というのはよくあります。
ただ、ここで大事なのは、怪しいかどうかを感覚で決めないことです。
見るべきなのは、
誰が、どの数字で儲かる設計になっているのか
です。
投資型FCで最初に見るべきはロイヤリティです
投資型FCを見るとき、私はまずロイヤリティのかかり方を見た方がいいと思っています。
なぜなら、ここに本部とオーナーの利害関係がかなり出るからです。
同じフランチャイズでも、
- 売上に対してロイヤリティがかかるのか
- 営業利益に対してロイヤリティがかかるのか
で、見え方はかなり変わります。
ここをあいまいにしたまま話が進む案件は、慎重に見た方がいいです。
売上に対するロイヤリティだと、オーナーと本部の見ている数字がズレやすい
よくあるのが、売上に対してロイヤリティがかかる形です。
この場合、本部は売上が上がればロイヤリティ収入が増えます。
でも、オーナーが本当に欲しいのは売上ではなく、最終的な利益です。
ここにズレが出ることがあります。
たとえば、売上を伸ばすために広告費を多く使ったとします。
売上は増えるかもしれません。
でも、利益がそれほど残らないことは普通にあります。
それでも、売上ベースのロイヤリティなら本部には収益が入ります。
極端に言うと、オーナーの利益が薄くても、本部側は数字が立つことがあるわけです。
この構造だと、オーナーからすると
「売上はあるのに、思ったほど残らない」
という不満が出やすいです。
投資型FCが怪しいというより、
ロイヤリティ設計がオーナー目線とズレていると不信感が出やすい
という方が正確だと思います。
営業利益に対するロイヤリティなら、本部とオーナーの方向はそろいやすい
一方で、営業利益に対してロイヤリティがかかる形だと、見え方は変わります。
参考動画の中でも、通常のフランチャイズでは売上に対してロイヤリティがかかる一方、紹介している投資型FCでは営業利益からロイヤリティが発生するという説明がされています。
さらに、赤字ならロイヤリティは0という考え方も示されています。 投資型フランチャイズ事業説明
この設計だと、本部も利益を出さないと収益になりません。
つまり、
- 無駄な経費を使わせない
- 売上だけでなく利益を見る
- オーナーの手残りを意識する
という方向に、本部の関心が向きやすくなります。
ここはかなり大きいです。
もちろん、営業利益連動だから絶対安心という話ではありません。
ただ、少なくとも
本部が何で儲かるのか
がオーナーと近い方が、構造としては健全です。
投資型FCが怪しいかどうかを考えるなら、私はこのロイヤリティ設計をかなり重く見ます。
「手離れがいい」だけで判断しない方がいい
投資型FCの説明では、手離れの良さがよく出てきます。
たしかに、会社員の方や本業が忙しい方にとって、
自分が毎日現場に立たないでいい
というのは大きな魅力です。
ただ、ここだけで判断すると危ないです。
手離れがいいこと自体は、怪しい理由にも、安心材料にもなりません。
大事なのは、
なぜ本部がそこまで運営に入るのか
です。
もし利益連動の設計なら、本部にも「利益を出す理由」があります。
だから、採用、集客、運営を本気で回しにいく動機があるわけです。
逆に、オーナーが儲かるかどうかと関係なく本部の収益が立つ設計なら、話は別です。
なので、手離れの良さを見るときも、
セットでロイヤリティの設計を見るべきです。
投資型FCが怪しいかどうかを判断するときのチェックポイント
投資型FCが怪しいかどうかを判断するときは、私はこのあたりを見た方がいいと思います。
- ロイヤリティは売上連動か、営業利益連動か
- 赤字時の扱いはどうなっているか
- 本部は採用、集客、運営のどこまで責任を持つのか
- オーナーの役割は何か
- 利益のシミュレーションが甘すぎないか
- メリットだけでなく、向いていない人の話もしているか
ここを見れば、だいぶ判断しやすくなります。
逆に、
「簡単です」
「放置で儲かります」
だけが前に出ている話は、少し冷静に見た方がいいです。
本当に見るべきなのは、楽そうかどうかではなく、
構造として無理がないかどうか
です。
まとめ。投資型FCは怪しいかではなく、設計で見るべきです
結論として、投資型FCが怪しいかどうかは、ひとことで決めるものではないと思います。
ただ、判断の軸はかなりはっきりしています。
その中でも特に大きいのは、
売上に対するロイヤリティなのか、営業利益に対するロイヤリティなのか
です。
ここで本部とオーナーの見ている数字がズレるのか、そろうのかが見えてきます。
投資型FCは、言葉だけ聞くと怪しく見えやすいです。
でも、実際には
誰が何で儲かるのか
を見れば、かなり整理できます。
もし投資型FCを検討するなら、
「怪しいかも」で止まるのではなく、
ロイヤリティの設計、本部の責任範囲、利益の出し方まで見て判断した方がいいです。
そこまで見て初めて、
自分に合うかどうかが分かると思います。