「給与が増えない構造に気づいてない会社員が、40代で詰む本当の理由」
「給与が増えない構造に気づいてない会社員が、40代で詰む本当の理由」
手取りが増えない理由を、税金のせいにしている会社員が多い。
確かに、税率は上がった。社保負担も増えた。
だから「年収は上がってるのに、手取りは変わらない」という感覚は、誤った感覚ではないです。
ただし、その感覚に安住していると、40代で人生が詰みます。
なぜか。
給与という”単一の収入源”は、必ず頭打ちになるから。
新入社員から部長まで、昇進スピードは決まっている。
その過程で年収は段階的に上がる。だが、その上昇カーブは、入社15年目あたりでほぼ平坦になる。
これが日本の雇用慣行だ。つまり、手取りが増えない状況は「今後も改善されない」ということを意味している。
一方、その間に何が起きるか。教育費と住宅ローンが、同時にやってくる。
子どもが中学生になり、大学進学を考える時期と、親自身が「最後の昇給チャンス」を失う時期が、ほぼ重なる。
ここが、40代が危ないメカニズムだ。
国税庁のデータでは、2023年の平均給与は約458万円。
対して、国民生活基礎調査では世帯貯蓄中央値は約1,050万円。
つまり、給与だけで貯蓄を増やしている層と、そうでない層で、既に分化している。
その分化を決めるのが「単一収入か複数収入か」という構造的な違いだ。
では、投資型フランチャイズは、その解になるのか。
ここで重要な区別が必要だ。投資型FCは「副業」ではない。
副業は「本業の傍らで個人の労働時間を売るモデル」である。
コンサル、ライター、オンライン講師—いずれも、結局のところ「時間を売る」という構造は変わらない。
その場合、本業の給与以上の時間を投下しない限り、収入増加には限界がある。
対して、投資型FCは「事業に資本を投下し、その事業が生み出す利益を分配されるモデル」だ。
完全投資型の眉毛サロンの場合、初期投資約700万円程度で、月商約200万円~300万円の事業が立ち上がる。
本部が採用・広告・運営を担当するため、オーナー自身が現場に立つ必要はない。
つまり、オーナーの労働時間はゼロに近く、事業が生み出す利益を受け取るだけになる。
ただし、ここで自問自答すべき点がある。
本当に「ゼロに近い労働」で成立するのか。
その答えは「成立する。ただし、条件がある」だ。
その条件とは、本部がきちんと採用・広告・運営を担当できる体制を持っているかどうか。そして、その体制が持続するかどうか。多くの投資型FC案件が失敗するのは、この点で嘘をついているからだ。
例えば、本部が「採用は加盟者でお願いします」と言い始めたら、それは投資型FCではなく、加盟者に経営負担を押し付けている古典的なFCに逆戻りしている。
ロイヤリティが営業利益の30%という話も、その数字が「実績に基づいているのか」「机上の空論なのか」の違いで、全く別の事業になる。
どう見分けるのか。
A案:「ウチの本部は完全に採用・運営を担当します。オーナー業務は経費の支払い作業のみ。
初期投資は700万円。ロイヤリティは営業利益の40%」
B案:「投資型FCで資産形成できます。利益は事業の成功次第です。加盟者からの成功事例も多数あります」
どちらが信頼できるか—それはA案だ。なぜなら、具体的な数字と責任をセットにしているから。
B案は、曖昧性を残して、失敗時の逃げ道を用意している。
投資型フランチャイズが「給与構造の限界を超える仕組み」になるのは、そのモデル自体が優れているからではなく、本部が「本当に仕組み化されているか」どうかにかかっている。
その査定なしに、ただ「投資型FCで資産形成」という言葉に踊らされれば、失敗するのは必然だ。
40代で詰む人生と、そうでない人生の差は、給与ではなく、複数の収入源を構築できたかどうか。
ただし、その複数の収入源は「労働時間を増やす仕組み」ではなく「資本が利益を生む仕組み」である必要がある。その仕組みを正当に持つ本部から学べるかどうかが、人生の分岐点になる。
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shotoku/shotokuzei2023/index.htm